アドエスの充電環境を整える~ACアダプタ改造計画 Tweet
先日、Advanced/W-ZERO3[es](以下、アドエス)用のACアダプタなどを買ってみたりしたのですが、それがあっても、無線LANの切り忘れとかで帰宅前にバッテリが切れてしまったりしています。
まぁ、まだバッテリ自体が使用開始直後で本来の性能を発揮できていないというのもあるのですが、外出先での充電環境の整備は急務ということで、ちょっとした工作をしてみました。
ミヤビックスさんのリトラクタブルケーブル・デュアル for W-ZERO3のアドエス版が望まれるところですが、これはこれで別のメリットもあるのでハンダ付けに抵抗がないかたはぜひお試しあれ。以下、作り方など......。
アドエス付属のACアダプタを改造
改造対象はコレ。写真は先日買ったオプション品ですが、添付のACアダプタと同じです。
千石電商で買ったDCプラグと中継用のジャック、初代W-ZERO3やW-ZERO3[es]と同じEIAJ#2の仕様のものを購入。合わせて170円也。
アドエス付属のACアダプタのケーブルを途中で切断。ジャックの取り付けに必要なスペースを残した長さにします。
ACアダプタのケーブルの被覆を剥く。プラグやジャックの現物合わせで、長さは調整。アドエス付属のACアダプタのケーブルは、シールド部分がマイナス(GND)で、中心がプラス(+5V)となっています。この配線は筆者の手元のもので、すべての個体が同じ配線になっている保証はないので、実際にテスタで確認するほうが確実でしょう。W-ZERO3などのACアダプタと極性が同じになるよう、プラグの中心がプラスとなるように配線します。
中継用ジャックとプラグのそれぞれをハンダ付けしたところ。ちょっと汚い。使っているうちに内部でショートしないように、熱収縮チューブをプラス側に被せてハンダこてで暖めて絶縁しています。熱収縮チューブは長い状態で、さまざまな太さのものがパーツショップで売られていますので、適当なものを選択してください。なお、ハンダ付けする前に、プラグの外装と熱収縮チューブをケーブルにくぐらせておく点に注意。
なお、完成したらテスタでショートしていないか確認しておきます。また、ハンダ付けが不十分だと、発熱などの恐れもありますから注意してください。
完成 ~ 実際に使ってみた
これが完成状態。中継ジャックとプラグを接続した状態ならアドエスの充電に、外した状態で他のW-ZERO3の充電に使えます。
外付けバッテリとリトラクタブルケーブル・デュアル for W-ZERO3と今回作ったケーブルを組み合わせると、どこでも充電可能な環境が実現できます。
旧W-ZERO3[es]などのACアダプタと組み合わせて、アドエスに充電することもできます。
ということで、W-ZERO3[es]用の充電環境をそのまま活用できるうえに、旧W-ZERO3[es]でも使えるACアダプタが1つ増えたということで、非常にオトクな工作と言えるとおもいます。なんか、先日買ったアドエス用ACアダプタがおもいっきり不要になった気がするんですが、それはきっと気のせいでしょう。
コメント
こ、これはホスィ・・・
USB接続のは給電であって充電ではないとさっき知り、かなりショックを受けましたw
投稿者: Anonymous | 2007年8月 4日 14:10
はじめまして
こちらのブログを参考にさせて頂き、無事ACアダプタの改造に成功しました。
私もW-ZERO3、esと使ってきて外部バッテリーも複数所持しているのにアドエスでは使えない。そんな悩みを解決することができました。とても参考になり感謝しています。
投稿者: zinizumi | 2007年8月24日 15:21