先日メモリを増設したばかりの、アルミニウム・ユニボディのMacBook Pro 13-inch 2.26GHz(MB990JA/A)ですが、標準のHDD(ハードディスクドライブ)は160GBしかありません。
エプソンR-D1やキヤノンPowerShot S90のRAWデータで撮影した写真をガンガン取り込んだり、VMware Fusionの仮想マシンをいろいろ用意していたら、さすがに容量が不足してきました。
ちょうどWindows 7が発売されたこともあり、VMware Fusionで使うためにDSP版を買うチャンス! ということで、Windows 7 ProfessionalのDSP版とともにHDDを購入しました。
今回購入したのは、過去にMac miniの換装用として使ったことのある、Western Digitalの『WD5000BEVT』です。2.5 inch、9.5mm厚のSerial ATA(SATA) HDDなら基本的に使えるはずです。現在のところ、厚さ9.5mmの2.5 inch HDDでは500GB640GBが最大のサイズですが、価格的にこなれていてコストパフォーマンスがよいのは、500GBの製品です。640GBの『WD6400BEVT』もありますが、まだまだ高価です。より大容量の750GBの『WD7500KEVT』なども入手できるようになっており、1TBの『WD10TEVT』も発表されていますが、残念ながら、いずれも厚さが12.5mmとなっていて、MacBook Proでは使用できません。なお、最近の他のHDDはウォッチしていませんが、WD5000BEVTは2.5 inch HDDのなかでは比較的高速なのが特徴です。
※記事公開当初、9.5mm厚の最大容量を500GBとしていましたが、640GBの製品が発売されていました。記事内容は修正いたしました。申し訳ございません。(2009年11月1日 17:13修正)
Mac購入直後ならHDDを交換して、OSをインストールしなおせばいいのですが、すでに2カ月以上使ってきたMacのHDD換装なので、OSやアプリ、データも簡単に移行したいところです。将来、より大容量のHDDへ交換するという場合にでも、稼働中の環境をそのままに新しいHDDにコピーして交換するという方法は有効です。今回筆者が行った手順を以下ご紹介しますので、チャレンジしようという方は、参考になさってください。作業は中身のコピーの待ち時間も入れて、4〜5時間で終了します(ハードディスクの使用容量やファイルの数によって変わります)。ただし、メーカーのサポート対象外となるリスクがありますので、その点は自己責任でお願いいたします。
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