2011年12月13日

iPhoneアプリと500円でフォトブック印刷「TOLOT」 皇居から2番目に近い印刷所ブロガーイベントに行ってきた このエントリーを含むはてなブックマーク

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もう先週のことになってしまいましたが、みたいもんの、いしたにまさきさん主催の『500円でフォトブック印刷「TOLOT」、皇居から2番目に近い印刷所ブロガーイベント再び!』に参加してきました。

TOLOT(トロット)は、株式会社フリップ・クリップさんが提供するサービスで、文庫本大の自分オリジナルのフォトブックを、なんと送料込みのわずか500円で作成できるのです。フォトブックの作成は、iPhoneやiPadアプリ、先日リリースされたばかりのPC、Mac版アプリで行います。1冊のフォトブックには最大62枚の写真を入れることができます。

今回は、普段は見られない、注文したフォトブックができるまでの舞台裏をお伝えしたいと思います。

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2011年3月 7日

ナナオFlexScanのファームウェアをVMware Fusion上のWindowsでアップデート このエントリーを含むはてなブックマーク

MacBook ProとナナオFlexScan SX2262WをDisplayPort接続する」でも紹介したナナオFlexScan SX2262Wですが、製造時期によっては、一部のMacBook ProなどとDisplayPort接続した場合に、マウスポインタが数十秒ごとに引っかかるように止まったり(メーカーサイトには「飛ぶ」と書かれていますが)、本体をスリープしたあとに復帰しても画面あでなかったりという問題があります。筆者の環境でも、古いMacBook Pro(Mid 2009)では問題がなかったものの、新しいMacBook Pro(Early 2011)では問題が発生しました。

この問題はディスプレイ内部のソフトウェア(ファームウェア)の問題に起因し、ファームウェアをアップデートすることで解消されます。該当製品であるかを「アップル社の一部Macのmini DisplayPort接続時に、マウスポインタが飛ぶ現象について 2010.12」で確認のうえ、必要ならアップデートします。

なお、MacBook Proでもこの問題が発生するのは、DisplayPort接続のときのみのようで、DVI端子に接続した場合では、問題ないようですので、実際に問題に遭遇したら対応するのがよいでしょう。

アップデートのためのソフトウェアはWindowsのアプリケーションとなっていて、Windowsが必須です。現状ではMacとの組合せで発生する問題であるにも関わらず、Mac版のアップデータがないのは残念ですが、おそらく開発体制などからいたしかたないといったところでしょうか? 筆者の環境でも、ディスプレイが置いてある場所には、Windows PCがないため、MacBook Pro上のVMware Fusionで動くWindows XP上でアップデートしてみました。

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MacBook ProとナナオFlexScan SX2262WをDisplayPort接続する このエントリーを含むはてなブックマーク

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最近、筆者は自宅も仕事先でも常にMacBook Pro 13inchで仕事をしているのですが、一緒に仕事をさせていただいているサービシンクでは、オフィス用に外付け液晶ディスプレイ(モニタ)を用意していただいています。

筆者的には、解像度は高く、多くの情報を同時に表示したいと思う一方で、あまり広大な画面は視線の移動が大きくなるので好みではありません。また、iMacのように画面の位置が高いのも苦手で、座った位置で見下ろすような場所に画面があるのが好みです。

その点、ナナオ(EIZO)の「FlexScan SX2262W」は価格も5万円代で、WUXGA(1920×1200ピクセル)の解像度でありながら22インチワイドと高精細な画面を持ち、机面ギリギリまで下ろせるFlexStandが付いていて、年末からこれを使っていますが、画質のよさも相まって非常に満足度は非常に高いといえます。

今回は、このディスプレイと、MacBook ProにDisplayPortで接続するケーブルを紹介します。

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2011年2月 4日

Macのメモリ環境を再考して、サクサクな環境を得る このエントリーを含むはてなブックマーク

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2009年10月に書いたエントリ「MacBook Pro 13-inch Mid 2009のメモリ増設」では、2GB×2枚で4GBのメモリにしたMacBook Pro 13-inch (Mid 2009)ですが、最近はVMware FusionでWindowsを使うことも多く、ものぐさな性格も手伝って、Google Chromeでは大量のタブを開きっぱなしなんてこともあり、4GBでは不足することもしばしばでした。

当時は高価でとても手が出なかった4GBのメモリモジュールも、現在では7,000円を切る勢いです。実は筆者が購入したのは、昨年の9月末、そのときの価格は一枚約9,000円でしたから、さらに価格は下落しています。

そんなわけで、いまMacBook Proのメモリを増設するなら、4GB×2枚で8GBというのも十分射程圏内に入ってきたといえます。しかし、8GBにしたからといって、起動してから長時間使っていると、必ずしも快適な状況が続くとは限りません。今回はMacのメモリ環境を改善してパフォーマンスを向上するヒントを紹介したいと思います。

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2011年2月 1日

HP ProLiant MicroServerがやってきた このエントリーを含むはてなブックマーク

なぜ自宅サーバか?

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先日、「第3回 197X パーティー(2011新年会兼)」というイベントで、今回紹介する『HP ProLiant MicroServer』をネタについてプレゼンしてきたのですが、そこは、『自宅サーバ』を運用している人が、参加者全体の1/3以上という異常な場所でした。しかし、一般的には、自宅に『サーバ』というのは、理解しにくいところですよね?

今回は、自宅サーバを導入の目的と、自宅サーバとして選んだHP ProLiant MicroServerについて、紹介していきます。

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2010年6月17日

iFixitが、新Mac mini (mid 2010)の分解レポートを掲載 このエントリーを含むはてなブックマーク

MacやiPhoneなどの分解レポートで知られ、交換用パートなどの販売も行っている「iFixit」が、先日発売されたばかりの、新Mac mini (mid 2010)の分解レポートを掲載しています。

これまでは、スクレーパーなどの工具がないと開けることができなかった、Mac miniですが、今回のモデルからはメモリの増設は、工具なしでできるようになりました。で、改造野郎的には気になる分解方法でしたが、予想どおり、ロジックボードを背面側にスライドする構造になっています。

分解作業の詳細は、iFixitの「Mac Mini Mid 2010 Teardown」を見ていただきたいのですが、たとえばHDDを交換したいというような場合の、だいたいの流れを以下で見てみましょう。

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2010年1月13日

MacBook ProにHDD 2台を内蔵し、RAID 0化したら快適すぎる件 このエントリーを含むはてなブックマーク

MacBook Pro 13-inch(Mid 2009) にHDDを2台搭載。1TBの容量を」でも紹介しましたが、MacBook ProにHDD(ハードディスク・ドライブ)を2台内蔵してみたわけですが、さっそく、Mac OS Xの機能を使い、ソフトウェアRAID 0化してみました。結論から言って、もう元の環境には戻れないと感じるくらいに快適です。

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2010年1月 8日

MacBook Pro 13-inch(Mid 2009) にHDDを2台搭載。1TBの容量を このエントリーを含むはてなブックマーク

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仕事の関係で、いくつかのVMwareのゲストOSイメージを置く必要があり、内蔵の500GBのHDDだけでは容量が足りなくなりました。

そこで、普段使わない光学ドライブを外し、その代わりにHDDを搭載できないか考えていたところ、秋葉館で「OptiBay Hard DriveKit for MacBook Pro 15/17 UNIBODY and MacBook UNIBODY」を発見したものの、1万6800円というのは、ちょっと高すぎます。

そこで、もっと安くなんとかできないかやってみることにしました。

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2009年11月 1日

MacBook Pro 13-inch(Mid 2009)のHDDを換装し、容量をアップグレード このエントリーを含むはてなブックマーク

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先日メモリを増設したばかりの、アルミニウム・ユニボディのMacBook Pro 13-inch 2.26GHz(MB990JA/A)ですが、標準のHDD(ハードディスクドライブ)は160GBしかありません。

エプソンR-D1やキヤノンPowerShot S90のRAWデータで撮影した写真をガンガン取り込んだり、VMware Fusionの仮想マシンをいろいろ用意していたら、さすがに容量が不足してきました。

ちょうどWindows 7が発売されたこともあり、VMware Fusionで使うためにDSP版を買うチャンス! ということで、Windows 7 ProfessionalのDSP版とともにHDDを購入しました。

今回購入したのは、過去にMac miniの換装用として使ったことのある、Western Digitalの『WD5000BEVT』です。2.5 inch、9.5mm厚のSerial ATA(SATA) HDDなら基本的に使えるはずです。現在のところ、厚さ9.5mmの2.5 inch HDDでは500GB640GBが最大のサイズですが、価格的にこなれていてコストパフォーマンスがよいのは、500GBの製品です。640GBの『WD6400BEVT』もありますが、まだまだ高価です。より大容量の750GBの『WD7500KEVT』なども入手できるようになっており、1TBの『WD10TEVT』も発表されていますが、残念ながら、いずれも厚さが12.5mmとなっていて、MacBook Proでは使用できません。なお、最近の他のHDDはウォッチしていませんが、WD5000BEVTは2.5 inch HDDのなかでは比較的高速なのが特徴です。

※記事公開当初、9.5mm厚の最大容量を500GBとしていましたが、640GBの製品が発売されていました。記事内容は修正いたしました。申し訳ございません。(2009年11月1日 17:13修正)

Mac購入直後ならHDDを交換して、OSをインストールしなおせばいいのですが、すでに2カ月以上使ってきたMacのHDD換装なので、OSやアプリ、データも簡単に移行したいところです。将来、より大容量のHDDへ交換するという場合にでも、稼働中の環境をそのままに新しいHDDにコピーして交換するという方法は有効です。今回筆者が行った手順を以下ご紹介しますので、チャレンジしようという方は、参考になさってください。作業は中身のコピーの待ち時間も入れて、4〜5時間で終了します(ハードディスクの使用容量やファイルの数によって変わります)。ただし、メーカーのサポート対象外となるリスクがありますので、その点は自己責任でお願いいたします。

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2009年10月19日

Memtest86+で、Macのメモリをテストをする このエントリーを含むはてなブックマーク

MacBook Pro 13-inch Mid 2009のメモリ増設」でも、簡単に紹介しましたが、MacにしてもPCにしても、メモリの品質が悪かったり故障が発生した場合、動作が不安定になります。

筆者が以前、商用Webサイトのサーバをパーツから組み立てていたときは、必ず実戦投入前に、Memtest86というツールでメモリテストをし、各HDD(ハードディスク)ベンダが提供しているテストツールでHDDもチェックしていました。

メモリの不良は、特定の箇所のデータが正しく読み書きできなくなることにより発生しますが、書き込むデータのパターン(周辺のデータや以前のデータなど)によっては、正しく読み書きできたり、問題ないように見えることもあるので、とりあえず動くのだけれど、まれにアプリやOSが落ちるという不安定な状況が発生します。

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そうした不具合を検出するには、さまざまなパターンを書き込み、それが正しく読み出せるかをテストする必要があります。そうしたツールはいくつかありますが、PCで以前から広く使われてきたのが、Memtest86です。それをベースにさまざまなチップセットなどへのサポートを広げたMemtest86+では、IntelのCPUを搭載したMacのサポートが追加されているので、それを使って交換したばかりの、Macのメモリのテストをしました。

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MacBook Pro 13-inch Mid 2009のメモリ増設 このエントリーを含むはてなブックマーク

先月購入したばかりのアルミニウム・ユニボディのMacBook Pro 13-inch 2.26GHz(MB990JA/A)のメモリは標準では2GBですが、Firefoxで複数タブを開きっぱなしで、iPhoto、Photoshop CS3などなども起動したまま、さらにいくつかのアプリを開くみたいな利用状況では、やはりメモリが足りません。もともと、購入後自分で4GBに増設する予定でしたので、思い立って、ようやく4GBに増設(交換)しました。

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交換手順と対応メモリモジュールは、AppleのWebサイトにあるドキュメント「MacBook Pro: メモリの取り外し方法と取り付け方法」に記載されているとおりで、非常に簡単です。同じく筆者が使用しているMac miniの場合と違って、開けるのが簡単なのはありがたいです。

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2009年1月 7日

Macworldキーノートとか このエントリーを含むはてなブックマーク

Jobsの代わりにPhil Schillerがプレゼンする今回のMacworldのキーノート。噂にあったMac miniの新モデルとかもなく、個人的にはがっかりというか、昨年夏にMac miniを買った身としては安心というか、微妙な感じではありましたが、「iLife '09'」に含まれる「iPhoto '09」の「Faces」(日本だと「人々」)という機能は期待大な感じです。大量の写真を整理するときに、子どものやつだけ探したいということは多いので、こいつの顔認識がどの程度のもんか早く試してみたいところです。

新しいMac Book Pro 17"は、バッテリを内蔵して交換できなくしたわけですが、曰くバッテリそのものの寿命も、充電時の制御などによって標準的なバッテリの3倍(結果として環境負荷も低減)、取り外しするために必要なスペースが不要なためコンパクトで、バッテリ容量も増大と、本当ならかなりよい感じです。バッテリ交換のためのプログラムも提供されるようです。

Mac Rumorsによるテキスト&写真での中継は何者かにクラックされ、開始後24分後に「STEVE JOBS JUST DIED」というコメントが配信され、その後は酷いコメントで埋め尽くされ、ついに停止してしまうというアクシデントもありました。配信に使われていたドメイン「www.macrumorslive.com」のAレコードもついには削除され(これは、運営側が行ったのかもしれませんが)、とんでもないことに。「マカーはセキュリティとかダメじゃん」(というような英語)みたいなことも書かれてたので、実際サーバのセキュリティは甘かったのかもしれません。まぁ、だからといってクラックしていいという法はないんですけどね。

2008年2月12日

MacBook Airが"the World's Thinnest Notebook"なのは本当か? このエントリーを含むはてなブックマーク

先月のMacworld 2008のJobs総帥のキーノートスピーチで、衝撃的なデビューを飾ったMacBook Airですが、本当に世界一薄いノートPCなのでしょうか?

個人的にもMac OS Xが動く軽量ノートがほしく、サンフランシスコでの毎年1月のMacworldのたびにウワサになるサブノートMacを望んではいましたが、正直、1.36kgという重量と325mm×227mmというA4用紙より大きなサイズにはがっかりしました。せっかく光学メディアドライブやFirewireなどを省くというわりきった仕様を採用したのに、このサブノートになりきれないサイズはどうなんだろうと思います。確かに、MacBookやMacBook Proはあまりに重過ぎる(15インチMacBook Proで、2.45kg)のですが、中途半端だといわざるを得ません。

そんなわけで、購入は見送ったのですが、先週には続々と知り合い・友人らのもとにMacBook Airが届いたので、ちょっと遅くなりましたが、とあるサブノートPCと比較写真を撮ってみました。

バイオノート505 EXTREMEと比較した

今回の比較の対象は、筆者が長年つかっている、ソニーのバイオノート 505 EXTREMEこと、PCG-X505/SPです。発売は、2003年12月。カーボンファイバーの繊維を見せたクリア塗装仕上げの本機は、ソニースタイル限定モデルで、価格は35万円(後に30万4290円に改定)という趣味に走ったマシンです。

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