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2007年9月30日

Advanced/W-ZERO3[es]用に小型Bluetoothドングルを作る夢

スリムでありながら、そこそこ打てるキーボード、従来のW-ZERO3[es](WS007SH)よりもコンパクトでありながら、Wi-Fiを追加するなど機能が追加されたアドエスことAdvanced/W-ZERO3[es](WS011SH)ですが、Bluetoothが内蔵されていないことに不満を持っているヘビーユーザーは多いようです。

アイ・ビー・エス・ジャパンの「IMUB-01」というBluetoothアダプタがW-ZERO3[es]やアドエス用に向けに売られていますが、常時接続して持ち歩くには、大きく飛び出たフォルムは向いていません。

そこで、9月に発売されたプリンストンテクノロジーのBluetooth USBアダプタ「PTM-UBT3S」を改造して、アドエス用の小型Bluetoothドングルを作ってみる夢をみました。仕上がりはこんな感じだったようです。

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ちなみに、今回素材として使用したBluetoothドングルPTM-UBT3Sは当然技適マークを取得した製品ですが、このような改造をすると技適マークの効力がなくなり、電波法違反となる可能性がありますのでご注意ください。あくまで、“夢”の記録ですので。

材料など

今回使用した材料は、プリンストンテクノロジーのBluetooth USBアダプタ「PTM-UBT3S」と、ボズシ工房さんが作っておられる「USBホストアタッチメント(プレーンタイプ)」です。

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ボズシ工房さんのUSBホストアタッチメントは、従来のW-ZERO3[es]のアーリーアダプターなヘビーユーザーならご存じかもしれませんが、筆者は持っていませんでした。今回、この改造の夢を見るにあたって、これを使うしかないと思い立ち、お分けいただきました。

なぜ、普通のUSBのMini-Aプラグじゃないかというと、この手のプラグの場合、表面に見えている部分はコンパクトでも、プラグのカバーの部分の中にも部品があり、結構奥行きがあるからです。まじめにこうしたコネクタを採用すると、「IMUB-01」のような形状になることは避けられません。その点、ボズシ工房さんのアダプタの場合は、プリント基板をそのままコネクタにするという大胆なデザインのため、奥行きを抑えることが可能だからです。

そのほか、ケースには、切断/接着などがしやすいアクリル板を使うことにしました。普通に売られているのは2mm厚のものが一般的ですが、今回はコンパクトにするのが目的なので、0.5mm厚のものを用意しました。これを買いに行った東急ハンズ新宿店では、0.5mm厚のものは400×550mmという大きめのものしかなかったので、これの白を買いました。なんと3,045円です。2mm厚とかなら150×300mmなどのものが400~500円で買えることを考えると泣けてきますが、しかたがありません。そのほか、アクリル工作野郎ならおなじみの、アクリル用接着材「アクリサンデー 接着材」も買い求めます。

あとで、アクリサンデーのWebページを見て気づいたのは、同様の接着剤が使える素材として、ポリカーボネイトや塩ビ板(塩ビは別の接着剤です)もあり、それらだと新宿ハンズでも、数百円で小さいサイズがあることを発見しましたが、気づかなかったことにします。

で、作ります。

まずは、プリンストンのBluetoothドングルをばらします。初期ロットは固めのUSBポートに挿して、抜くと取れてしまうことがありましたが、9月下旬に出荷されたロットはその点は改良されているようなので、取りにくいかもしれませんが、USBコネクタの金属シールド部分をラジオペンジなどで引っ張れば取れます。ツメでひっかかっている部分があるので、その辺を浮かせるようにするのがコツです。で、バラすと以下のような基板が現われます。

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次に、ボズシ工房さんのアダプタを分解します。まずは、USBコネクタを外します。半田ゴテと半田吸い取り器、半田吸い取り線などを使って外します。USBコネクタを再利用するつもりがなければ、USBコネクタの金属シールドの基板を挟んでいる部分をラジオペンチなどで切断してから作業するとやりやすいでしょう。こんな感じになります。

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このステップは必ずしも必要ありませんが、なるべくBluetoothドングルの出っぱりを抑えるために、Mini Aプラグ相当の基板を短くする加工をします。まずは、半田吸い取り線などで丁寧に2枚の基板を接続している半田をきれいに取り去ります。完全に取れると、基板は解体可能です。

あとは、プラグ相当の基板が、きちんとメインの基板の両面とハンダ付けできるような状態になるように現物合わせをしながら、ヤスリで削ります。短くしすぎると、きちんと半田付けできなくなるので注意が必要です。すると、下の右のような写真となります。

なお、今回作ったものは、旧W-ZERO3[es]だと、USBコネクタの蓋を外さないとつかないと思います。旧W-ZERO3[es]でも使いたい場合は、USBアダプタ部分は加工しないで使うのがよいかもしれません。なお、筆者はアドエスのUSBコネクタの蓋はじゃまなのではずしています(アドエスのは、ひっぱれば簡単に着脱できます)。

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最後にアダプタとBluetoothドングルの基板を接合します。今回は、2枚の基板を最初にホットボンドで接着します。2枚の基板の間隔は、USBアダプタ側の基板でBluetooth側の基板がショートしない程度に間隔を空けるようにします。また、USBアダプタの基板は全面をGNDのパターンで囲まれているため、Bluetooth基板のアンテナをそれに重ならないようにずらしてあります。あとは、USBの配線が正しくなるように電線を半田付けして終了です。

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ケースを作る

ケースの制作中は見事に写真を取り忘れました。基本的には、アクリル板をカッターで切り(薄いので、通常のカッターでも十分切れます)。ヤスリかけしたうえで、アクリサンデー接着材で箱に仕上げます。小さいので接着面の位置合わせは簡単ではありませんが、多少はみ出てもいいようなサイズで作り、はみ出た分は組み立て後にヤスリ掛けしてきれいにすればよいかもしれません。

今回は基板を完全に囲うようなケースではなく、アドエス側は基板をむき出しにするようにしてあります。カバー状の箱を作り、ホットボンドで基板と箱を接着しています。ホットボンドの融解した状態の熱でアクリルは軟化しますので、作業を手早くする必要があります。

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なお、基板のほうは不意にショートしないように、図書館などで本を保護するために表紙に貼るのに使われている、ポリプロピレンフィルムを貼ってあります(写真は貼る前のものです)。今回は手もとにあった、フィルムルックス製の「Libre pp」を使いました。

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というわけで、仕上がりは上記のような感じです。Bluetoothキーボードや、Bluetooth経由でのPCとのファイル転送なども可能です。一部再生音が途切れたり、プレーヤーを選ぶ(Windows Media Playerは大丈夫ですが、TCPMP、GSPlayerなどでは再生途中でハングアップしてしまいます)などの問題もありますが、A2DPプロファイル対応のヘッドフォンなども利用できます。

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アドエスのBluetoothのスタックは、いろいろ必要な機能がない点が指摘されていますが、これは、Windows Mobile自体で提供されていても、OEM向けにカスタマイズするオプションのプロファイルをウィルコム/シャープが選択していないことに起因するようです。この辺はなんとかしてほしいところですが、追っていろいろ書いてみたいと思います。個人的には、Bluetooth PANとInternet Connection Sharing(ICS)を是非とも載せてほしかったところです。

しつこいですが、このエントリの内容はあくまで“夢”ですので、ご了承ください。

2007年9月26日

Advanced/W-ZERO3[es]は、小型Bluetoothドングルの夢を見るか?

あれとか、これとかで、小型なBluetoothドングルを作った夢を見た。
あくまで夢です。

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2007年9月14日

小型のBluetoothドングルを買ってみた

先日、新宿西口のヨドバシに買物に行ったときに発見したのがコレ。プリンストンテクノロジーの"PTM-UBT3S"という製品です。たまたま、Advanced/W-ZERO3[es]用にBluetoothドングルを買おうかどうしようかと思っていたのもあり、勢いで購入。2,480円でした。

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実際に付けるとこんな感じ

実際の装着イメージは以下のような感じ。左はノートPC(VAIO PCG-X505/SP)に、右はアドエスに"ポケットUSBホストアダプタ「スリム」"を付けて繋いだもの。かなりいい感じです。

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個体差かもしれないが......

たまたまノートPCのUSBポートのコネクタの具合が固めなせいか、PCに装着して取り外そうとしたときに写真のように金属のシールド部分が外れてしまいました。PC側に残ったシールド部分はラジオペンチで引っ張ってあげないと取れないくらいでした。おそらく、これはPC側のUSB端子のせいだと思われます。

さて、このシールド部分ですが非常に小さな爪で引っかかっているだけですので、その部分がもっと強固に引っかかるよう、シールド部分が若干凹型になるように指でわずかにツブしたうえで、組み立ててあげると、その後は外れるようなことはありませんでした。

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アドエスでもそれなりに使えます

基本的には、以前作ったBluetooth内蔵USB HUBとできることは変わりませんが、Bluetoothを有効にしてあげれば、Advanced/W-ZERO3[es]に搭載されているWindows Mobileが対応するプロファイルの機器が使えます。

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Windows MobileのチームのBlogのエントリ"Why did we remove Bluetooth DUN?"などにもあるとおり、Bluetooth DUN(Dial-up Networking)プロファイルのサーバ側とかBluetooth PAN(Personal Area Network)によってネットへの接続を共有する"Internet Sharing"はOEMごとのオプションとして提供されているようで(というか、Internet Sharingは本来は標準的な機能?)、そのどちらかでもW-ZERO3に搭載しておいてほしかったと切に思います。


2007年9月 3日

カミさん用クロスバイクMARIN MUIRWOODS購入

カミさんの自転車は、子どもを乗せる関係で、いまは丸石サイクルのふらっか~ずなのだけど、子どももそろそろ3歳というので、いまはフロントの子乗せはカゴにして、リアにTOPEAKのチャイルドシートを取り付けています。そうなると、実はふらっか~ずである必要性というのは、ほとんどありません(もちろん、駐車時にハンドルが固定されるとかメリットはありますよ)。

ふらっか~ずは、子供を乗せて、普通の人が扱うのに非常によく考えられている自転車で、頑丈で安定していたり、ライトも軽快なハブダイナモだったりと非常によいのですが、反面重量は23kg以上あり、普段乗るにはなかなか辛いものがあります。

カミさんは仕事の関係で、自転車でかなり広範囲を移動するので、その辺がストレスということもあり、軽めでかつ、TOPEAKのチャイルドシートが付けられるクロスバイクを探していました。そこで今回買ったのが、MARINのMUIRWOODSです。

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クロスバイクの類は、自転車ブームのおかげもあって、さまざまな選択肢があるのですが、実は身長150cm台前半の身体にフィットするものとなると、実は非常に限られます(特に股下の長さが短いと選択肢は限られます)。

今回買った、MUIRWOODSは、フレームサイズに小さめの13インチのものがありますし、街乗りをきちんと考慮した設計なのがよいところです。しかも、価格も6万円弱です。

ほかにも、TREKの7.5 FX WSDが、13インチのフレームがラインナップされていて(ジオメトリ表によるとMUIRWOODSより小さめっぽい)、しかも女性向けに設計されているというのもあり候補に挙がっていたのですが、チャイルドシートの装着が難しそうだということ、そもそも、これまで軽快車~ママチャリの経験しかないカミさんにはハードルが高いだろうというのもあり見送りました。

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さて、MUIRWOODSですが、買う決心がついた時点では、すでに2007年シーズンも終わりつつあるこの季節で、最初にMUIRWOODSを発見した新宿のY'S BIKE ROADは、は在庫なし、唯一Y系の店では船橋店に黒系のマットコールが1台あるだけとのことでした。通販ショップもあらかた在庫ナシという状況でしたが、グーグル先生が教えてくれたのが、曙橋のショップzukiのこのエントリでした。

さっそく電話で問い合わせてみたところ、在庫ありとのこと。

チャイルドシートを使うにあたって、ESGEの2本脚のセンタースタンドが使えるかどうかも、1つ検討ポイントだったのですが、センタースタンドを安定して付けられるフレームというのは限られていて、その辺りも相談したところ、非常に親身なアドバイスをいただき、好印象でした。結論としては、MUIRWOODSだと安定してセンタースタンドが付けられないので、サイドスタンドにすることになりましたが、そこは運用でカバーというところでしょうか。

そんなわけで、本日お店に伺って、カミさんの代わりに購入&乗って帰ってきました。

どこぞの大手ショップとは違って、余裕があるというのもあるのでしょうが、非常に心地よく買い物ができました。リクセンカウルのチェーンホイールカバーとか、後で絶対に買っとけばよかった(自分用ならいらないんだけど)アイテムとかもお勧めしていただいたり、当然っちゃ当然なんですが、納車前に必要な点検や調整や、オプション類の取り付けも丁寧にしていただきました。

調整していただいている間には、店内のソファーでゆったりしながら雑誌を読んだり、話をしたりしつつ、店内を見渡すと「ああ、このピナレロのフレームで1台組みたいな」とかいろんな妄想が広がります。大きな店ではないので、ライトやカギの類も品揃えは豊富ではないんですが、非常にポイントをついたチョイスでいい感じです。中でも、サイクルジャージは、ありがちなチームレプリカジャージや派手派手なモノではなくて、落ち着いたクラシカルな色合いのものやらユニークなものが多くて素敵です。ともかく、センス溢れる、けれど、いやらしくない好感度の高いショップでした。

さて、帰りはこの自分の身体には合わない小さなバイクで8kmほどの距離を帰ってきたのですが(途中で職場の同僚たちとのメシに合流したり寄道はしましたが)、決してロードバイクのようには軽くはないものの、ママチャリとは違って十分軽い走りを実感できます。タイヤもMTBルック車にありがちな街乗りなのにブロックタイヤという許しがたい重さもなく、ロードバイクの細身のタイヤのように路面のフィーリングを感じるような硬さもなく、歩道の段差も意識せずにいられるような、ライトな街乗り向きで悪くありません。ママチャリや軽快車では物足りないけれど、軽快な街乗りを求めるなら、ちょどいい一台だなと感じました。

よく街中で見るオサレな某クロスバイクのように、ブロックタイヤ+フロントサスみたいな目的に反するスタイル重視なのもわからなくはないですが、やっぱり道具である以上は、目的に合っているほうが快適です。

欲を言えば、街乗りを考えるとフロントはシングルないしダブルで十分だとは思うんですが、まぁ、MTBのコンポーネントをベースにしたクロスバイクであることを考えると、しょうがないところなんでしょうね。そう思うと、TOKYO BIKEあたりが、もっと小さなフレームサイズの製品を出してくれればと思わずにはいられません。

そうそう、安価なクロスバイクとかMTBルック車だと、タイヤのバルブが英式だったりして空気圧管理がちゃんとできなかったりするのですが、ちゃんと米式なのがうれしいところです。細かいところですが。あ、ということは、携帯用ポンプで仏式専用とか買っちゃダメか orz

とりあえず、今日のところはこれまで。

チャイルドシートの取り付け話や、僕自身の自転車で使っているチャイルドシートネタは、また日を改めてしたいと思います。