カミさん用クロスバイクMARIN MUIRWOODS購入 Tweet
カミさんの自転車は、子どもを乗せる関係で、いまは丸石サイクルのふらっか~ずなのだけど、子どももそろそろ3歳というので、いまはフロントの子乗せはカゴにして、リアにTOPEAKのチャイルドシートを取り付けています。そうなると、実はふらっか~ずである必要性というのは、ほとんどありません(もちろん、駐車時にハンドルが固定されるとかメリットはありますよ)。
ふらっか~ずは、子供を乗せて、普通の人が扱うのに非常によく考えられている自転車で、頑丈で安定していたり、ライトも軽快なハブダイナモだったりと非常によいのですが、反面重量は23kg以上あり、普段乗るにはなかなか辛いものがあります。
カミさんは仕事の関係で、自転車でかなり広範囲を移動するので、その辺がストレスということもあり、軽めでかつ、TOPEAKのチャイルドシートが付けられるクロスバイクを探していました。そこで今回買ったのが、MARINのMUIRWOODSです。
クロスバイクの類は、自転車ブームのおかげもあって、さまざまな選択肢があるのですが、実は身長150cm台前半の身体にフィットするものとなると、実は非常に限られます(特に股下の長さが短いと選択肢は限られます)。
今回買った、MUIRWOODSは、フレームサイズに小さめの13インチのものがありますし、街乗りをきちんと考慮した設計なのがよいところです。しかも、価格も6万円弱です。
ほかにも、TREKの7.5 FX WSDが、13インチのフレームがラインナップされていて(ジオメトリ表によるとMUIRWOODSより小さめっぽい)、しかも女性向けに設計されているというのもあり候補に挙がっていたのですが、チャイルドシートの装着が難しそうだということ、そもそも、これまで軽快車~ママチャリの経験しかないカミさんにはハードルが高いだろうというのもあり見送りました。
さて、MUIRWOODSですが、買う決心がついた時点では、すでに2007年シーズンも終わりつつあるこの季節で、最初にMUIRWOODSを発見した新宿のY'S BIKE ROADは、は在庫なし、唯一Y系の店では船橋店に黒系のマットコールが1台あるだけとのことでした。通販ショップもあらかた在庫ナシという状況でしたが、グーグル先生が教えてくれたのが、曙橋のショップzukiのこのエントリでした。
さっそく電話で問い合わせてみたところ、在庫ありとのこと。
チャイルドシートを使うにあたって、ESGEの2本脚のセンタースタンドが使えるかどうかも、1つ検討ポイントだったのですが、センタースタンドを安定して付けられるフレームというのは限られていて、その辺りも相談したところ、非常に親身なアドバイスをいただき、好印象でした。結論としては、MUIRWOODSだと安定してセンタースタンドが付けられないので、サイドスタンドにすることになりましたが、そこは運用でカバーというところでしょうか。
そんなわけで、本日お店に伺って、カミさんの代わりに購入&乗って帰ってきました。
どこぞの大手ショップとは違って、余裕があるというのもあるのでしょうが、非常に心地よく買い物ができました。リクセンカウルのチェーンホイールカバーとか、後で絶対に買っとけばよかった(自分用ならいらないんだけど)アイテムとかもお勧めしていただいたり、当然っちゃ当然なんですが、納車前に必要な点検や調整や、オプション類の取り付けも丁寧にしていただきました。
調整していただいている間には、店内のソファーでゆったりしながら雑誌を読んだり、話をしたりしつつ、店内を見渡すと「ああ、このピナレロのフレームで1台組みたいな」とかいろんな妄想が広がります。大きな店ではないので、ライトやカギの類も品揃えは豊富ではないんですが、非常にポイントをついたチョイスでいい感じです。中でも、サイクルジャージは、ありがちなチームレプリカジャージや派手派手なモノではなくて、落ち着いたクラシカルな色合いのものやらユニークなものが多くて素敵です。ともかく、センス溢れる、けれど、いやらしくない好感度の高いショップでした。
さて、帰りはこの自分の身体には合わない小さなバイクで8kmほどの距離を帰ってきたのですが(途中で職場の同僚たちとのメシに合流したり寄道はしましたが)、決してロードバイクのようには軽くはないものの、ママチャリとは違って十分軽い走りを実感できます。タイヤもMTBルック車にありがちな街乗りなのにブロックタイヤという許しがたい重さもなく、ロードバイクの細身のタイヤのように路面のフィーリングを感じるような硬さもなく、歩道の段差も意識せずにいられるような、ライトな街乗り向きで悪くありません。ママチャリや軽快車では物足りないけれど、軽快な街乗りを求めるなら、ちょどいい一台だなと感じました。
よく街中で見るオサレな某クロスバイクのように、ブロックタイヤ+フロントサスみたいな目的に反するスタイル重視なのもわからなくはないですが、やっぱり道具である以上は、目的に合っているほうが快適です。
欲を言えば、街乗りを考えるとフロントはシングルないしダブルで十分だとは思うんですが、まぁ、MTBのコンポーネントをベースにしたクロスバイクであることを考えると、しょうがないところなんでしょうね。そう思うと、TOKYO BIKEあたりが、もっと小さなフレームサイズの製品を出してくれればと思わずにはいられません。
そうそう、安価なクロスバイクとかMTBルック車だと、タイヤのバルブが英式だったりして空気圧管理がちゃんとできなかったりするのですが、ちゃんと米式なのがうれしいところです。細かいところですが。あ、ということは、携帯用ポンプで仏式専用とか買っちゃダメか orz
とりあえず、今日のところはこれまで。
チャイルドシートの取り付け話や、僕自身の自転車で使っているチャイルドシートネタは、また日を改めてしたいと思います。