MacBook Pro 13-inch Mid 2009のメモリ増設 Tweet
先月購入したばかりのアルミニウム・ユニボディのMacBook Pro 13-inch 2.26GHz(MB990JA/A)のメモリは標準では2GBですが、Firefoxで複数タブを開きっぱなしで、iPhoto、Photoshop CS3などなども起動したまま、さらにいくつかのアプリを開くみたいな利用状況では、やはりメモリが足りません。もともと、購入後自分で4GBに増設する予定でしたので、思い立って、ようやく4GBに増設(交換)しました。
交換手順と対応メモリモジュールは、AppleのWebサイトにあるドキュメント「MacBook Pro: メモリの取り外し方法と取り付け方法」に記載されているとおりで、非常に簡単です。同じく筆者が使用しているMac miniの場合と違って、開けるのが簡単なのはありがたいです。
必要な工具は、これだけ。プラスの精密ドライバーがあればOKです。
MacBook Pro本体底面のパネルは10本のネジで止められているだけで、特にツメなどで止まっていたりしないので、簡単に外せます。
Appleのドキュメントのとおり、2種類の長さのネジがあり、3本だけ長いネジが使われているので、組立時にわからなくならないようにしておきます。
2GBのメモリ容量のモデルでは、1GBのDDR3 1066MHz SO-DIMMが2枚搭載されています。MacBook Pro 13-inchには、メモリスロットが2つしかありませんので、容量を増設するには、既存の1GBのモジュール2枚を外し、代わりに新しい2GBのモジュール2枚に交換します。筆者が買ったMacBook Proには、hynix製のモジュールが搭載されていました。スロットは2枚が縦方向に並んで装着されるようになっていますので、上部のモジュールを外した後、下部のモジュールを外します。
今回購入したのは、筆者がここ最近いつも買っている、Transcendの2GBのメモリモジュール2枚です。以前、Mac mini(Early 2009)のメモリ交換をしたときは、JetRamシリーズの「JM1066KSU-2G」を使ったのですが、Amazonの在庫がなかったので、今回は、「TS256MSK64V1U 」を購入しました。筆者が購入したものは、hynixのメモリチップが使われていました。2GBのDDR3 1066MHz SO-DIMMなら基本的にはOKでしょうが、メモリチップとモジュールの信頼性を考えた場合、そこそこのメーカーのを選んだほうがいいでしょう。
メモリの不良は、マシンの動作の不安定さに繋がります。PC向けでも有名なMemtest86+などでメモリに対するストレステストをしたほうが安心です。動作が不安定な場合に、メモリが原因であることもよくあることですが、そうした場合の原因の切り分けにもこうしたツールは役に立ちます。Memtest86+のMacでの使用方法については、別のエントリでまとめてみましたので、ご覧ください。