UQ WiMAXキタコレ Tweet
モニターの応募倍率は4倍だったという、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」の端末が本日届きました。とりあえず、自宅でつないでみた様子を簡単にレポートします。
箱には「GET WiMAX」と書いてあり、期待を盛り上げます。今回モニターに応募したのは、USBタイプのUD01SSです。では、さっそく箱を開けてみましょう。
箱の中身はUD01SS本体と「かんたん設定マニュアル」と保証書、CD-ROMです。対応OSはWindows XP、Vistaのみで、残念ながらMac OS Xには対応していません。ドライバのインストーラはUD01SS本体内に含まれていますが、接続に必要な「接続ユーティリティー」はCD-ROMに含まれています。インストールには、CD-ROMとCD-ROMドライブが必要なので、ちょっと誰かのPCにつないで接続するというシーンでは不便ですね。まだモニター期間中ですし、正式サービス開始時にどうなっているかはわかりませんが、イー・モバイルの端末のように必要なソフトウェアがすべて端末内に含まれているとより便利なので、その辺は改善してもらいたいところです。ソフトウェアの安定性がある程度高まっていないとできないことなので、いまのところは仕方がない面もあるのでしょうか。
UD01SSは、USBコネクタ部分がフリップ式になっていて、本体に格納できるので、非常にコンパクトです。使う場面でも折り曲げて本体を立てておくことができるので、カフェのテーブルなどで使う場合も、お皿やカップにあたったりと邪魔にならないのでよさそうです。
普段私が使っているイー・モバイルのD11LCと比べてみました。非常にコンパクトです。重量も実測でD11LCが30gなのに対して、19gと非常に軽量です。
VAIO Type Pにつないでみました。イーモバのD11LCの場合と比べて、折りたためるのでじゃまになりません。また、色もType Pの白(クリスタルホワイト)とマッチしています。
本体は非常にコンパクトでいい感じですが、細部の作りがやや雑なのと、使用時に製造元などの表示が目立ってしまうのがやや残念です。
気になる通信速度は
まず、こちらは、イーモバのD11LC(HSDPA 3.6Mbps)の場合。まぁ、こんなところでしょう。HSDPA 7.2Mbps・HSUPA 1.4Mbpsの端末なら、もっと速いのでしょうが。計測は、RBB TODAYのサービスを使いました。
そして、UQ WiMAXのD01SSの場合です。何回か計測してみましたが、接続ユーティリティーに表示される電波強度が3本(5本中)の自宅での場合、おおむね下り8Mbps、上り1Mbps程度でした。
接続ユーティリティーはこんな感じです。ネットワークへの接続確立にかかる時間は、接続ボタンを押してから、接続完了の表示が出るまで、実測で9秒程度はかかるようです。イー・モバイルの場合だと4秒程度で接続完了するので、やや遅い印象があります。端末そのものを認識するのにかかる時間の差もありますので、一概には比較できませんが、まぁ、十分実用的な範囲内でしょう。
ちなみに、端末を接続すると、自動的にWiMAX網への接続を開始するようになっており、その場合、私の環境では端末をUSB端子に接続し、22〜28秒ほどかかりました。端末をPCに接続する場面は、インターネットへの接続を必要としている状況ですので、特に操作せず自動接続される仕様は使いやすいものだと思いました。