iPhone 3Gついにケータイメールに対応
以前のエントリ「iPhone OS 3.0の目玉機能はなにげにMMSじゃね」でも書いたとおり、いよいよ日本時間で6月18日から提供されるiPhone OS 3.0はMMSに対応します。
MMSはソフトバンクのケータイメールでも使われている方式ですが、iPhone OS 3.0のMMSが使えるかはキャリア次第とアナウンスされていました。
さきほどソフトバンクからiPhoneユーザー向けに送られたSMSによると、正式に「S!メール」に対応。つまり、国内のケータイで普通に使われているケータイメールに対応するということです。
現在、ソフトバンクがiPhone 3G向けに提供している「@i.softbank.jp」のメールは一般的なインターネットメールで、新着メールがあったことだけは通知されるものの、ケータイメール的な使い勝手を期待すると使いにくいものでした。
一方で、「@i.softbank.jp」でのメールは、PCやMacでも読み書きできるなどインターネットメールならではのメリットもありながら、ケータイ各社とのやり取りではケータイからのメールとして扱われたり、iPhoneでの送受信でも国内全キャリアとの絵文字を含むメールの交換に対応するなど、それなりにいいとこ取りともいえるサービスではあります。
とはいえ、ケータイメールと異なる使い勝手は日本では大きなマイナスといえるでしょうし、今回のMMS、S!メールへの対応はなにげに大きな進化です。
iPhoneをPCのモデムとして使う「インターネットティザリング」へは未対応だったり、そうした方針に現れているソフトバンクのインフラの弱さが弱点ですが、iPhoneの国内市場での普及がさらに一歩進むのではないでしょうか。