かわゆい(?) Poken。バラしてみた Tweet
一昨日、いしたにまさきさんが突発的に主催された「いきなりPoken Night」に行ってまいりまして、ありがたいことにPoken(ぽーけん)ゲットいたしました。
くわしいことは、Ya-koさんによるエントリ「090317/いきなりPoken NightとPokenレビュー」が超絶にくわしくて、もう、あれこれ、気になる点もバッチリご指摘されているので、ぜひ、まずお読みあれ。
MacでもWindowsでも
「ソーシャル名刺」と銘打つ『Poken』ですが、名刺交換のときはスイッチを軽く押してから、手のところを"ハイタッチ"するだけとすごく簡単です。デバイスのIDだけを交換して、保存しておくようで、実際に「名刺」の中身は、PokenのWebサイト上にあり、Pokenのアカウントとデバイスとを紐づけることによって行われています。
Poken本体には通信機能はなく、単にUSBコネクタがあるだけで、これをPCにつないで、交換したPokenのIDなどをPokenのWebサイトに送ることで、『名刺交換』した相手のプロフィールがみられるようになります。紙の名刺と違って、相手が常に情報をアップデートしてくれる(かもしれない)というところがすばらしいですね。
PCやMacにつなぐとドライブとしてマウントされ、中にある「Start_Poken.html」をブラウザで開くだけです。ためしに、HTMLの中を見ると、フォーマットはよくわかりませんが、自分のIDと交換した相手のIDが埋められたURLにブラウザを遷移させているようです。機構がシンプルなので、LinuxやFreeBSDマシンでも使えそうですね。
で、気になるのは、Ya-koさんも指摘されているセキュリティ的にどうなのよ、というのと関係するんですが、交換相手のIDも非常に短い文字列で埋められているっぽく、もしかして、ここを適当なものにゴニョゴニョしたら、見知らぬ相手のプロフィールが......なんてことないですよね? とか心配になってしまいます。そう思わせるくらいに微妙なWebサイトの出来具合は、着眼点が非常にすばらしいだけに残念です。
バッテリとかって
PCにつないでいるときは、USB経由で給電されているので問題ありませんが、名刺交換って内蔵電池で動いているので、電池切れたら交換できるの? と思って、とりあえずバラしてみました。軽くですが。
ケースはプラスチックの爪で止まっており、ユーザーが開けることは想定していないような設計です。実際、やや手間取り、Mac miniとかの分解につかっている、薄いスクレイパーを差し込んで、分解しました。電池はCP1632というのが入っていますが、CR1632とかと互換なんでしょうかね? ちょっとわかりません。基盤はケースの片側に固定されていたので外しませんでした。
Poken勢揃い。そして、会場のハイスコアキッチンで扱われていた、「NATURAL ORGANIC BEER」。初めて見る銘柄ですがイギリス産のようです。輸入元はおなじみ(?)日本ビールですが、ブリューワーはどこなんでしょうね。ピルスナー系ですが、ホッピーで、まぁ、悪くない感じです。
ともあれ、なかなか愉しい集まりでした。いしたにさん、みなさん、ありがとうございました。そして、Pokenの今後にいろんな意味で期待。ある意味、知らない人に見せても、すぐには理解されにくい、もっとも自慢しにくいガジェットでもあるわけですが、これが一定のシェアを持てば、非常に愉しく、そして実用性も極めて高いなと思いました。それを活かすも殺すも、Webサイトなどのソフトウェア面次第といったところでしょうか?